ShizCimaのはじめてのおつかい


(兄ちゃんみたいにおつかいに行きたい)

その思いを長いことあたためてきたShiz5歳。

行き先は、家から坂を下っていったところにある弁天丸商店。
しばらく前から何度か挑戦するが、家を出て数歩歩いては泣いて帰ってきていた。
店のすぐそばまで連れて行くと、ひとりでお店に入りやりとりはできていた。

今日は、北海道の玉ねぎ農園に一生懸命手紙を書いた。その手紙を弁天丸商店の手前のポスト出しに行こう、という話に。
行きたいけど夕飯の用意で行けんなーと言ってみると、
「Cimaと言ってくる」と!
行ってみたい気持ち、応援したい。
Cima2歳半も行く気満々!

かわいいポーチに手紙を入れて気分をもりあげ、途中まで一緒に行ってと言うので彼女の言う地点まで3人で歩いて行った。ポストまではそこからカーブを曲がって百メートルあるかないか。
帰りは2人で家まで帰ってくるように話す。

「じゃあねバイバイ」と2人手をつないで笑顔で出発。
が、数歩歩いて2人一斉に号泣。
私は泣き声をききながら、Shizならできるよと信じる思いに隙を作りたくなかったから、振り返らず早足で去る。
すぐにShizが泣きながら「行こう」と妹に言い、歩き出した様子。
そしてすかさずCimaが大泣きしながら、「あそこまで言ったら大丈夫だからね」と姉に言って励まし合ってる。

もう大丈夫。

こっそり隠れて様子をうかがう。

どっちが出すかケンカせずShizが背伸びをしてポストに無事投函。
手をつないでこっちを向いて歩き出した。
私は小走りで先を行きながらも気になって時々確認。
何やら楽しそうにおしゃべりしている。

交差点もちゃんと渡った。

Cimaもいつもみたいに手を振りほどいてあっちこっち行ったりせず、2人で手をつないで端っこを歩いて坂を上がってくる。

家の前に先に着いて待っている私が見えると、ニッコリ。
2人走ってくる。
抱っこしようとかがんで手を広げると、妹を先に行かせてやるShiz。

Cimaを抱っこし、次にShizもいっぱい抱っこ。
控えめでも満足な、いい顔してる。

もちろん私、涙。

彼女は、私よりずっと見える範囲が広く、先を見通す能力に長けている。先の先の先くらいまで常に見通している。そしてよく気が付く。自分のこともさっさと済ませる。
時に自分より人を優先しがちで妹思いで、とても心配性。
小さな成功を積み重ねて、自信をつけていってほしいな。

初めてのおつかいも、妹と一緒で、彼女らしいやん。

私には4つ上の兄がいて、兄には意地悪もされたけど大抵優しくてしてもらうばかりで、『助け合う』ていう意識はなかっただけに、この2人のやりとりは微笑ましいのもあるけど、興味深くて、残しておきたくなった。
2人いろいろあるやろうけど、他にはない絆があって、うらやましい。


Cimaが歩き出した頃3歳1歳。信頼し助け合ってるのはこの時もう感じてたなぁ。

どんなこと話しながら歩いてたんかきくと、
Cimaが、泣き真似して「さみしかった~」とか言いながら、「ねえねが、泣いてたら変なおっさんくるでって言うから~(おもしろかった)」と言って、また2人で顔を見合わせて笑っていた。


あ、がんばれ兄ちゃん。


shiho

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 2015_10_09


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瀬戸内・小豆島の築90年になる古民家に暮らす。小豆島に引越し6年目。どうしようもない旅好き夫婦と一男三女。旅するように島の暮らしを楽しみたい。

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