子どもは大人が思ってるよりずっとすごい


先日、高知県土佐町の友人宅へ泊まりで遊びに行ってきた。毎年やっている茶摘みに参加する予定だったが、今年は雨で中止になった。茶摘みの昼ごはんは、みんな一品ずつ持ち寄る「持ち寄りランチ」にしようということになっていた。当日の朝、茶摘みは中止だが、持ち寄りランチは友人宅で決行するとの連絡があった。僕は茶摘みよりもこの「持ち寄りランチ」を随分と楽しみにしてたので、「茶摘みは中止かぁ、残念だなぁ」とか言いながら、内心安堵した。

僕はなにも手伝わなかったけど、シホは前の日からドルマというトルコ料理(お米やカレンズや松の実なんかが入ったロールキャペツみたいなもの)をがんばってたくさん作っていた。お肉を入れないので、冷製でもおいしいらしい。ちゃんと食べる状況を考えていて感心した。このドルマ、みんなにとても好評で、僕はなにも手伝わなかったけど、鼻が高かった。みんなが作ってきてくれた料理はどれもひと手間もふた手間もかかっていて、愛が詰まっていた。感動的にうまし!僕はなにも手伝わなかったけど、ドルマを一番たくさん食べたかもしれない。

みんなで持ち寄ったご馳走の数々。いろんな家庭の味を一度に味わえて、最高に幸せだった。この「持ち寄りランチ」システム、みんな気合いを入れて作ってくるし、一流レストランにも負けてない。僕はそう思う。でも食べるだけの僕と違って、料理を作る奥様方はプレッシャーか!?やっぱり食べ過ぎて苦しくなりました!ごちそうさま
ご馳走!
タイガもたらふく食べて、たらふく遊んで、超ご満悦!
タイガ大喜び

この会に参加した家族の中に、3月に東京から避難してきた家族がいた。お母さんと娘さん2人。放射能汚染から子ども達を守るために一大決心をして地縁のない高知に移住してきた。仕事の関係でお父さんは東京に残ったまま。子ども達はお父さんと離れて見知らぬ高知にきて、どれだけ寂しいやろう。残ったお父さんはもっともっと寂しいやろう。話を聞きながら心がぎゅぎゅぎゅと詰まった。励ましの言葉も見つからず、沈み気味の僕。そんな僕とはウラハラに、娘さんたちは超元気で超明るかった。すでに高知弁もしゃべってる。「うちのお父さんは超かっこいいよ!」と誇らしげに写真を見せてくれた。子どもは大人が思ってるよりずっとすごい。

たとえ住む場所は離れていても、心はむぎゅっとしっかりくっついた家族だった。今は大変でもきっと新たな可能性を切り開いて大きく羽ばたいていくだろうな。すばらしい家族に会えた。

「おじさんいくつ?」
「いくつにみえる?」
「36、7?」
「33」
「え~、うそでしょ。だって白髪多いじゃん!」
「白髪は高校のときからいっぱいあるなぁ」
「おじさん、若い時から苦労してんだね。」

子どもは大人が思ってるよりずっとすごい。
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 2011_06_21


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瀬戸内・小豆島の築90年になる古民家に暮らす。小豆島に引越し6年目。どうしようもない旅好き夫婦と一男三女。旅するように島の暮らしを楽しみたい。

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