あるしまに

『あるしまに』 パトリック・ツァイ絵本展
期 間:2015年7月11日(土)~8月31日(月) 9:00 - 17:00 ※会期中無休
場 所:旧醤油会館1F (香川県小豆郡小豆島町馬木甲36-2)
入場料:無料
去年の夏の馬木の祭で、キャストにとShizがスカウトされたんやけど、子役モデルの親のつもりがいつの間にか私たち夫婦が主役なみ?!に出演することになった、写真絵本ができあがった。
馬木の醤油会館での展示会も始まった。
撮影は真夏で、しかもCimaがまだ1歳で私たちの暮らしがこれまでで一番といっていいほど地獄絵のような時期で、そらもうタイヘンやったわけやけど、真面目に一生懸命おもしろく優しい人たちとの楽しい時間やった。
私は小豆島に移り住んできてこの本に出演させてもらった。
私の知らない島の時代のうつろいをかんじながら、変わらない美しい自然や人のつながりをかんじながら、今ある大切にしたいものを感じながらの撮影。
今となっては、参加させていただけて光栄やったという気持ち。
一番若い設定の写真が、後の方に撮ったからずいぶん疲れてるけど。。。
この本、自分の「ちょうどいい」を、どこに住む人でもきっと感じる。
何度も見送ったり見送られたりしてきた。
親(義両親含め)に見送られる度に、申し訳なさを感じたり。
そしてこれから子どもたちを見送る。
今から感慨深い。
子どもらのくいつきがすごかった。
「出て行ったんやなぁ」
とか
「また帰ってくるかなぁ」
とか
言いながら読んでた。
2歳や4歳や6歳でもそれぞれ感じることがある様子。
Tygaは幼稚園から郷土愛教育も受けてるし、「大人になっても絶対ここに住みたい」と今は感じているらしい。
いつまでもそばにいてほしいわけでも、絶対島に住んでほしいわけでもない(もちろん住んでくれたらいい)。
自分の「ちょうどいい」を感じながら生きてほしい。
3人出演して3冊いただいたので、3人はいつか家を出る時にそうっと贈ろう。
関わってくれたみなさんありがとう。
shiho