ズルガシコイ兄とケナゲナ弟


昨日、大雅と公園で遊んでいたときのこと。

僕と大雅は、砂場で山を作っていた。
そこに、小学2年生ぐらいの男の子と、小学校に入る前ぐらいの男の子がやってきた。ふたりはどうやら兄弟のようだ。とても仲がよくて、大きな山をあっという間に作って、トンネルを掘りだした。しかし、砂が乾いていて、うまく掘れない。そこで、兄が提案したのが、ペットボトルに水を入れてきて山を少し濡らそう大作戦だ。その作戦を実行するための兄弟の会話、というか、弟を使う兄の巧みな戦略がおもしろかった。

兄『こうた!お父さんとこに行って、ペットボトルもらっておいで!』
  ※大きな声で、いかにも急いでる感じで弟をアオル。

兄『ペットボトルで濡らしたらトンネルができるで!!!』
  ※ペットボトルを取ってくるというただの使いっ走り役に”大義名分”を掲げてごまかす。

弟『うんっ!』
弟は山つくりの手を止めて、立ち上がりかける。大抵のバカな弟、いや素直な弟は、ここでもう走り出してる。三男の僕の幼い頃のように。
でも、この弟は違ってた。しばらく考えてから『兄ちゃんが取りに行けばいいやん』

ヤーミン【おぅ、やるね~弟。さて兄ちゃん、どうする?】
大雅と山を作りながら、神経は兄弟のやりとりに集中。

兄『じゃあ、二人で取りに行こう』
ヤーミン【ふたり?なんで二人なんやろ?】

弟『う、うん~』
  ※よくわからないまま了解する。

二人は山を残して出発。

と、その時、

兄『こうた!山を見張っとかな!誰かに壊されてしまう!』
兄『兄ちゃんが見張ってるから、行ってきて!』

すでに歩き出していた弟は『うんっ!』と言って、走っていってしまった。

いや~、あっぱれ!!!!!兄はすごい!!!



しばらくして、お父さんと弟がきて、「もう帰るよ」ということで、大作戦は実行されることなく兄弟は帰っていった。

子供はほんまにおもしろい。
うまく弟を使うズルガシコイ兄と自分が役に立つことがうれしいケナゲナ弟。おもしろかった。


この兄ちゃん、帰り際に、山を指差して、僕に

『あの~、よかったら、これ、あげます。』

と言った。最後まで笑わせてくれる兄なのであった。
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 2011_03_07


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瀬戸内・小豆島の築90年になる古民家に暮らす。小豆島に引越し6年目。どうしようもない旅好き夫婦と一男三女。旅するように島の暮らしを楽しみたい。

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