沖縄滞在紀(その1) - 海と風の宿 -
Category: どこに住もうかな?移住について
お待たせしました。
毎日書くタイプではないので、気が向かなければなかなか書けない。
書くのが仕事じゃないし、まぁいいか~なんて思ってたら、沖縄から帰ってきてもう10日もたってた。びっくり。
ではでは、今回は、沖縄で泊まった3つの宿のうちの最初のお宿、「海と風の宿」でのお話です。
沖縄に出発した日は、とにかく寒くて香川では氷が張って、雪がちらついていた。
それに比べると、さすが沖縄。暖かい。「あったか~上着いらないね~」なんて言いつつ、空港を後にした。
ゴーヤレンタカーっていういかにもローカルなレンタカー屋で車をかりて、さぁ旅のはじまりはじまり。
あったかいと感じた沖縄。が、しかし、最初の宿で、なんとストーブを発見。
しかもガンガン燃えてる。しかもうちにあるのとまったく同じ。
そのストーブに椅子を密着させておじいさんが腰掛けていた。定位置らしい。
おじいさんは、顔の部分だけ開いた頭からすっぽりと被るニット帽をつけて、かなりの厚着で、座り込んでいる。たくさんのシワがあっちこっち縦横無尽に走り回っていてとてもいい顔をしていた。まわりの人たちから「師匠」と呼ばれている。三線さんしん(沖縄を代表する弦楽器)の師匠だそうだ。でも師匠という威厳はなく、失礼な言い方をすればホームレスに近い。この師匠、たくさん話しかけてくれるが方言がよくわからない。それでも、なんとも親しみやすく、急速に好きになっていった。僕は昔からなんでも人生を積み重ねてきたような人が好きだ。そういう人は、気さくで大らかな気がする。師匠に吸い込まれると同時に、宿にも引き込まれていった。
『あぁなんかいいなぁ。沖縄に来たんだなぁ。旅してるなぁ。』と感じた。
師匠のような人が入り浸るあたり、いい宿だ。
その師匠、ストーブを抱きかかえるようにして「沖縄は寒いよ~」なんて言うからおもしろい。
「沖縄でも寒いんだよ」って意味なんだろうけど、なんかおかしい。
いろんな人が同じ言い方をするので、二日目からは、こちらも「あぁさむ~」なんて言ってる。いい加減なもんだ。
あとでわかったが、その週は沖縄といえども例年にはない冷え込みだったそうである。
この宿は、日本ハムのキャンプ地、あの斎藤佑ちゃんで沸く名護市にあった。
沖縄のニュースは連日、佑ちゃん、佑ちゃんで、名護市のホテルはファンで満室だという。
そんなニュースをみながら宿のスタッフ、やっちーは
「おかしいなぁ。うちの宿には佑ちゃんの恩恵が全然ない。」なんてぼやいてる。
やっぱりいい宿だ。
この宿には、すばらしい共同スペースがあった。
適度に広いので、共同といえどもひとりでいたい時は自分の空間を確保できた。
こういう共同スペースを持った宿はかなり稀だと思う。
センスもすばらしく何をするのにもとても居心地がよかった。
この共同スペースでご飯を食べて、大雅と絵本を読んで、夜にオリオンビールと泡盛を飲んだ。
僕の民宿にもこんな素敵な共同スペースを作りたいと思う。
このよさ、写真で伝わるといいなぁ。
海と風の宿 : http://www.sea-wind.com/
くつろぎの共同スペース。
大雅は宿泊している人に何度も何度も同じ本を読んでもらった。

志珠の後ろには自信満々の泡盛たちが「俺では不満か?」という挑発的な態度で出番を待っていた。

自分の民宿開業を目指す音楽と自然をこよなく愛する宿のスタッフ、やっちー。(左)
公務員を辞めて日本一周をはじめたマツイさん。(中央)
バイクで日本一周をしているのに鉄オなしょーごくん。(右)
みんなで夜な夜な飲んだ泡盛は、確実に頭の中をドロドログニャグニャにしてくれた。
志珠は宿のアイドル。撮影会は深夜まで続いた。
写真1枚100円。抱っこ3分1,000円。荒稼ぎをする志珠なのであった。

目が怖い。。。

シーサーの真似なのか?

看板犬のグナァちゃん。グナァは沖縄の言葉で小さいという意味らしい。

毎日書くタイプではないので、気が向かなければなかなか書けない。
書くのが仕事じゃないし、まぁいいか~なんて思ってたら、沖縄から帰ってきてもう10日もたってた。びっくり。
ではでは、今回は、沖縄で泊まった3つの宿のうちの最初のお宿、「海と風の宿」でのお話です。
沖縄に出発した日は、とにかく寒くて香川では氷が張って、雪がちらついていた。
それに比べると、さすが沖縄。暖かい。「あったか~上着いらないね~」なんて言いつつ、空港を後にした。
ゴーヤレンタカーっていういかにもローカルなレンタカー屋で車をかりて、さぁ旅のはじまりはじまり。
あったかいと感じた沖縄。が、しかし、最初の宿で、なんとストーブを発見。
しかもガンガン燃えてる。しかもうちにあるのとまったく同じ。
そのストーブに椅子を密着させておじいさんが腰掛けていた。定位置らしい。
おじいさんは、顔の部分だけ開いた頭からすっぽりと被るニット帽をつけて、かなりの厚着で、座り込んでいる。たくさんのシワがあっちこっち縦横無尽に走り回っていてとてもいい顔をしていた。まわりの人たちから「師匠」と呼ばれている。三線さんしん(沖縄を代表する弦楽器)の師匠だそうだ。でも師匠という威厳はなく、失礼な言い方をすればホームレスに近い。この師匠、たくさん話しかけてくれるが方言がよくわからない。それでも、なんとも親しみやすく、急速に好きになっていった。僕は昔からなんでも人生を積み重ねてきたような人が好きだ。そういう人は、気さくで大らかな気がする。師匠に吸い込まれると同時に、宿にも引き込まれていった。
『あぁなんかいいなぁ。沖縄に来たんだなぁ。旅してるなぁ。』と感じた。
師匠のような人が入り浸るあたり、いい宿だ。
その師匠、ストーブを抱きかかえるようにして「沖縄は寒いよ~」なんて言うからおもしろい。
「沖縄でも寒いんだよ」って意味なんだろうけど、なんかおかしい。
いろんな人が同じ言い方をするので、二日目からは、こちらも「あぁさむ~」なんて言ってる。いい加減なもんだ。
あとでわかったが、その週は沖縄といえども例年にはない冷え込みだったそうである。
この宿は、日本ハムのキャンプ地、あの斎藤佑ちゃんで沸く名護市にあった。
沖縄のニュースは連日、佑ちゃん、佑ちゃんで、名護市のホテルはファンで満室だという。
そんなニュースをみながら宿のスタッフ、やっちーは
「おかしいなぁ。うちの宿には佑ちゃんの恩恵が全然ない。」なんてぼやいてる。
やっぱりいい宿だ。
この宿には、すばらしい共同スペースがあった。
適度に広いので、共同といえどもひとりでいたい時は自分の空間を確保できた。
こういう共同スペースを持った宿はかなり稀だと思う。
センスもすばらしく何をするのにもとても居心地がよかった。
この共同スペースでご飯を食べて、大雅と絵本を読んで、夜にオリオンビールと泡盛を飲んだ。
僕の民宿にもこんな素敵な共同スペースを作りたいと思う。
このよさ、写真で伝わるといいなぁ。
海と風の宿 : http://www.sea-wind.com/
くつろぎの共同スペース。
大雅は宿泊している人に何度も何度も同じ本を読んでもらった。

志珠の後ろには自信満々の泡盛たちが「俺では不満か?」という挑発的な態度で出番を待っていた。

自分の民宿開業を目指す音楽と自然をこよなく愛する宿のスタッフ、やっちー。(左)
公務員を辞めて日本一周をはじめたマツイさん。(中央)
バイクで日本一周をしているのに鉄オなしょーごくん。(右)
みんなで夜な夜な飲んだ泡盛は、確実に頭の中をドロドログニャグニャにしてくれた。
志珠は宿のアイドル。撮影会は深夜まで続いた。
写真1枚100円。抱っこ3分1,000円。荒稼ぎをする志珠なのであった。

目が怖い。。。

シーサーの真似なのか?

看板犬のグナァちゃん。グナァは沖縄の言葉で小さいという意味らしい。

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