仕事部屋


今住んでいる家には部屋が3つある。

ひとつはリビング、ひとつは寝室、そしてもうひとつは物置となっている。
物置部屋は、来客用の布団、お米や野菜や食料品、ペットボトルなどのゴミ、
すぐには使わない大雅と志珠の服、おもちゃ、所在に困るありとあらゆるもの。
とにかくモノモノモノで溢れてる。

そんな物置部屋を仕事部屋に変身させることにした。

WEBの仕事なので今のところパソコンとネットがあれば事足りる。
わっせわっせと片付けて一日がかりで部屋をきれいにした。
ネットの配線も完了し、お粗末ながら仕事部屋が完成した。
自宅に仕事部屋を持つというのは、なんだかフリーランスらしくて、なんかカッコいいような気がして、ひとりでほくそ笑む。デスクに着いて得意気に足を組む。そしてまたほくそ笑む。コーヒーなんか入れたりして、窓の外を見ながら飲んでみる。そしてまたまたほくそ笑む。

窓の外にはいつもと変わらない畑の野菜や花、その向こうにこんぴらさんが見えている。こんなのどかな場所にオフィースなんかかまえちゃったりして、ふふふふ、なんかい~な。気持ちがはしゃいでる。


さて大雅に「仕事」というものをどう説明したものか。朝出て行けば分かりやすいのだが、同じ家の中にいる。いつものように「とぅちゃん、とぅちゃん」と遊びに来るだろうな。
どうしようか考えていたら妻が「ユニフォームを決めたら!」と言い出した。なるほどわかりやすい。そこで毎日仕事の時はユニフォーム(同じ服)に着替えて仕事部屋に入ることにした。
「大雅、父ちゃんは今日からお仕事やから休憩時間以外は遊べないからね。父ちゃんはこの服を着てる時は仕事やからね。」
と言い聞かせて、仕事部屋にいる時は大雅の呼びかけを無視することにした。それでも入り口の隙間から覗き込んで悩ましい言い方でねちっこく「とぉぅちゃぁ~ん、とぉぅちゃぁ~ん」と言ってくる。振り向きたい気持ちを抑えてパソコンに向かう。
12時がきて部屋を出る。大雅に「朝の仕事は終わったよ」と言うと、うれしそうな顔をして「しごとおわった、しごとおわった」と言う。こっちもうれしいので思わず抱っこする。

自宅での仕事のリズムをつかむにはまだまだ時間がかかりそうだが、朝、昼、晩と家族みんなで食卓を囲める幸せを感じながらがんばっていこうと思う。
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 2010_10_04


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瀬戸内・小豆島の築90年になる古民家に暮らす。小豆島に引越し6年目。どうしようもない旅好き夫婦と一男三女。旅するように島の暮らしを楽しみたい。

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