東北の地震で、たくさんのことを考えた。
僕が今できることは、これまでも、これからも、ずっとそうであるように、ただ自分の人生から目をそらさず、しっかり前を向いて、精一杯生きるだけだ。

人がつながりを作れる場所を作りたい。地元の人、遠方の人、海外の人までも気軽に集まることができる、そんな場をつくりたい。それが宿という形で実現できたら楽しいだろうな。
負けてはいられない。前へ前へ歩くとしましょうか!


さてさて、だいぶ日が経ってしまいました。

沖縄滞在紀です。いつの話やねん?って感じですが。。。

ふたつ目の宿は、沖縄本島最北端の辺戸岬にほど近い東側の海岸沿いにある朝日家という宿だ。

ホームページに「なにもないのがいい!」と書いてあったので、「それはすばらしい」ということで泊まることにした。

 旅の宿 朝日家 : http://www.mco.ne.jp/~yamagame/

この宿がある沖縄本島最北の村、国頭村は本当に自然豊かで車で走っているだけでも、ジェラシックパーク級の原生林が目に入ってくる。なんていう木かわからないけど、巨大なシダ植物が悠々と茂っていて、意味もなく興奮した。

これがヤンバルの自然なんだなぁ
※山原(やんばる)とは、沖縄本島北部の、山や森林など自然が多く残っている地域のこと。

今回は、写真を中心に、朝日家での日々を語ろうと思う。

朝日家は海岸沿いに建っていて、ベランダから海がよくみえる。
朝日が差すと絵のような景色が目の前に広がった。
朝日家:絵のような風景
朝日家ということだけあって綺麗な朝日がみれた。
太陽さん、おはようさん、今日も一日よろしゅうね。
朝日家:朝日
大雅はご飯しか見てないくせに、いっちょまえに「海を見ながら食べるとおいしいね」なんて言ってる。
志珠はまだ食べれないので貝や珊瑚を目の前に並べてやる。
朝日家:海を見ながらのランチ
この宿はキッチンがついていて自炊可能なので、志保が地元の食材を使っていろんな料理をつくった。ここで生活しているような気分になれて楽しかった。

宿のまわりにはほんとに何もないので、耳を澄ますと鳥の声と波の音が聞こえてくる。波の音を聞きながら寝るというのは、真の贅沢だなぁと毎晩しみじみ思ったりしてる間もなくすぐ眠っていたのだった。


裏口の階段を降りていくと、そこはもう海岸だった。
毎日毎日この海岸を探索して貝や珊瑚を拾った。何かを発見するとキチンと報告する大雅隊員。
朝日家:海岸探検
とんがり具合がなんかに似てる。
あ、「たけのこの里」!そっくり。『たけのこ岩』だ!
たけのこ岩を見ながら、僕は幼い頃を思い出していた。「きのこの山」と「たけのこの里」が一緒に入ったファミリーパックがあると、兄弟3人でいつも中身を巡って争った。みんな”たけのこの里派”だったのだ。
しかし最近、どうも”きのこの山”に嗜好が傾いている。なぜだか考えてみると、たけのこの里の好きだったはずのあのボソボソモゴモゴ感がどうやらダメなようだ。口の中がパサパサして飲み込みにくい。もしかして、口の中の唾液の量が減ってきたのか!認めたくないが老いは確実に進んでいる。
「きのこの山」と「たけのこの里」についての考察は、まさかの暗い結論に至ってしまった。
しかし、沖縄の海は今日も青い!ようわからんけど、まぁいいんだ。
朝日家:竹の子岩
宿の子供、ゲンキくん。6人兄弟の4番目。名前のとおり元気いっぱいで優しい男の子だった。いつも海岸探検隊の隊長として僕らをリードしてくれた。
朝日家:ゲンキくん
こっちは6人兄弟の5番目。ジンくん。やんちゃでいたずら好き。でも恥ずかしがりや。同じく海岸探検隊の副隊長。
朝日家:ジンくん
看板犬のモップ。ゲンキとジンに好きなようにやられてた。心の大きいやつなんだ。
ある日、買い物にいって宿まで帰るときに、国道を軽やかに疾走するモップとすれ違った。宿までまだ10分ぐらいかかるところだったので、まさかと驚いたが、数時間後にはきちんと帰ってきてた。自由なのだ。
朝日家:モップ
秘密の洞窟
朝日家:海岸洞窟
いいムードのふたり。このあと見事にムチューした。
朝日家:いいムード
大雅は息を呑んで洞窟の天井を見渡していた。
朝日家:洞窟の中
アオサを生で食べてご満悦の大雅隊員
朝日家:アオサの上で
波が好きな大雅隊員
朝日家:海に向かう大雅
ものすご~く低い岩だけど、気合い入ってます!!!
朝日家:大雅の勇姿
目力のある志珠隊員
イスラム圏の国々で目しか見えない女の人と目が合うと、魅力的な目力で確実にノックアウトさせられた。
朝日家:志保と志珠


大地とともに家を守る!頼りになるシーサーさっ!
朝日家:シーサーさっ!
花が好きなゲンキ
朝日家:ゲンキくん
猫なのに名前はパンダ
朝日家:猫なのに名前はパンダ
漆喰の壁が素敵な部屋だった
朝日家:部屋の中で
拾ってきた貝殻をみながらうっとり
朝日家:貝殻をみながらうっとり
落ち目な女優がするようなセミヌード。完璧に隠してます。
朝日家:志珠セミヌード
珊瑚を味わう
朝日家:志珠サンゴを食う
キャディーさん
朝日家:志珠キャディーさん


「なにもないのがいい!」
確かにそう言える。
でも僕にとっては、たくさん得るものがあった。
豊かな自然と元気いっぱいの子供たち。

朝日家では毎日生きている幸せをゆっくりじんわり感じることができた。
 2011_03_23



昨日、大雅と公園で遊んでいたときのこと。

僕と大雅は、砂場で山を作っていた。
そこに、小学2年生ぐらいの男の子と、小学校に入る前ぐらいの男の子がやってきた。ふたりはどうやら兄弟のようだ。とても仲がよくて、大きな山をあっという間に作って、トンネルを掘りだした。しかし、砂が乾いていて、うまく掘れない。そこで、兄が提案したのが、ペットボトルに水を入れてきて山を少し濡らそう大作戦だ。その作戦を実行するための兄弟の会話、というか、弟を使う兄の巧みな戦略がおもしろかった。

兄『こうた!お父さんとこに行って、ペットボトルもらっておいで!』
  ※大きな声で、いかにも急いでる感じで弟をアオル。

兄『ペットボトルで濡らしたらトンネルができるで!!!』
  ※ペットボトルを取ってくるというただの使いっ走り役に”大義名分”を掲げてごまかす。

弟『うんっ!』
弟は山つくりの手を止めて、立ち上がりかける。大抵のバカな弟、いや素直な弟は、ここでもう走り出してる。三男の僕の幼い頃のように。
でも、この弟は違ってた。しばらく考えてから『兄ちゃんが取りに行けばいいやん』

ヤーミン【おぅ、やるね~弟。さて兄ちゃん、どうする?】
大雅と山を作りながら、神経は兄弟のやりとりに集中。

兄『じゃあ、二人で取りに行こう』
ヤーミン【ふたり?なんで二人なんやろ?】

弟『う、うん~』
  ※よくわからないまま了解する。

二人は山を残して出発。

と、その時、

兄『こうた!山を見張っとかな!誰かに壊されてしまう!』
兄『兄ちゃんが見張ってるから、行ってきて!』

すでに歩き出していた弟は『うんっ!』と言って、走っていってしまった。

いや~、あっぱれ!!!!!兄はすごい!!!



しばらくして、お父さんと弟がきて、「もう帰るよ」ということで、大作戦は実行されることなく兄弟は帰っていった。

子供はほんまにおもしろい。
うまく弟を使うズルガシコイ兄と自分が役に立つことがうれしいケナゲナ弟。おもしろかった。


この兄ちゃん、帰り際に、山を指差して、僕に

『あの~、よかったら、これ、あげます。』

と言った。最後まで笑わせてくれる兄なのであった。
 2011_03_07




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プロフィール

瀬戸内・小豆島の築90年になる古民家に暮らす。小豆島に引越し6年目。どうしようもない旅好き夫婦と一男三女。旅するように島の暮らしを楽しみたい。

Author:瀬戸内・小豆島の築90年になる古民家に暮らす。小豆島に引越し6年目。どうしようもない旅好き夫婦と一男三女。旅するように島の暮らしを楽しみたい。

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